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バーンタオ村・村人誌 バーンタオ通信ー癒しの大地・タイ王国に暮らす─
「娘たちも片言のクメール語は話します。」
1964年5月19日生まれ牡牛座。O型。1988年4月28日来タイ。在タイ生活32年目
■■カメのつぶやき・今日のポイント
「娘たちも片言のクメール語は話します。」
私の嫁さんはクメール語を話せるんです。
昨夜、晩酌時、嫁さんの実家のおふくろさんから電話が掛かってきました。
普段、私や娘たちとはタイ語で会話しているのですが、瞬間的にクメール語に切り替わります。
何故か?
嫁さんの実家シーサケット県・カンタララック郡はタイ最東北部ウボンラチャタニ県の西隣です。
南部はカンボジアとの国境をなす山岳地帯が連なっています。
この尾根の頂上に今はカンボジア領となってしまったクメール遺跡カオプラヴィハンがあります。
つまり、文化的にはクメールとタイが混在しているエリアなのですね。
初めて嫁さんの村を訪れたときはびっくりしました。それまでは、タイのどこに行っても相手の話すことが全くわからないということは無い。
でも、ここではまったくわかりませんでした。
もちろんこちらが話しかけたりした場合はタイ語で返してくれます。
でもどこか恥ずかしげに話す。
面白いなとおもいました。
その数年後、嫁さんと結婚することになり、この村で式も挙げるわけですが、形式は伝統的なクメール式。
仏式とは異なり、祈祷師のような村のお年寄りが取り仕切り使用言語もクメール語でした。
でも、嫁さんも含め誰一人としてクメール文字は継承していません。書けません。完全に 口承の言語なのですね。
当然ながら学校でも教えていません。
高齢化が進むタイ社会。農村は特にその傾向が強いです。
「この独特な文化は、 今後継続するのだろうか?」
などと考えながら嫁さんとおふくろさんの話を聞いていました。
あ、ちなみに娘たちも片言のクメール語は話します。
今日も皆さんに、 幸福と健康の粒子が、 たくさん降り注ぎますように・・・。
★以下は私的な日誌です。お忙しい方、関心のない方はスキップし てください♪
■■バーンタオ日誌:カメのあゆみはのろいけど・・・
昼食:ラーメン、餃子(一風堂にて)
【発行者】
Wellness Life Project(Thailand)Co.,Ltd.代表取締役 兼ウエルネスライフプロデューサー 谷田貝良成
【作者に直接メールする】
遅くなっても必ずご返事 します。
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【編集後記】
来年以降の計画もそろそろ考え始めよう。