谷田貝様
こちらは毎日本当に暑い日が続き、それこそカメの様になって生活しております。 弊社もこの夏からネクタイなしのカジュアル通勤が認められる様になりました。 スーツ着て、ネクタイしめてこの暑さの中、通勤や外出をこなす事を考えたら とても有り難い事です。BKKはまだこちらに比べればまだ過ごし易そうですね。
さて、先日谷田貝さんのメルマガで「ダルニー奨学金制度」の事が書いてあり、 びっくりしてしまいました。
と申しますのは、私達夫婦も「何かタイで役立つ事が少しでもできれば」と思い、 今年からダルニー奨学金制度に申込をさせて頂いて、まさに私達が支援する 子供のプロフィールと写真が家に届いた所に、谷田貝さんのメールが届いたという 次第だったのです。
何やら谷田貝さんと私達とは通じるものがあるのかな?(笑)と思いました。確かに最近のタイの経済成長はめざましいものが有り、通常の旅行者が バンコクで目にする部分だけを考えると、飢えとか貧困とかには全く無縁の様な 感じがします。今まで外人しか入ってなかったレストランやホテルにタイ人の姿も 見かける様になりましたし、街を走っている車を見ますとその量は毎年増える一方 で、車種や年式を見ますと、日本よりよっぽど新しくてきれいな車が走っていたりして・ ・・。 新しい航空会社がどんどん出来て、空港も新しくなるし、地下鉄も走って。 世界的なコンベンションもバンコクで良く開催される様になりましたね。
私は実際東北部の貧困をこの目で見た事はありません。しかしダルニー基金のHPを 見て、これなら自分達も役に立てると思い、早速申し込みさせて頂いた次第です。 遠い日本からですので、実際に子供達に直接何かしてあげられる訳でもありません。 本当にささやかな気持ちですが、それで1人の子供が1年間学校に行く事ができるの なら、それでいいじゃないかと・・・。
谷田貝さんも縁あってダルニー基金の事務局の方とお話する機会があって、少なから ず協力したいとお考えになったのだと思います。だからこそメルマガに紹介したのでしょう。 最近忘れられつつある、そんなほんのちょっとの人の優しい気持ちが、今後広がって 行く事を願ってやみません。
谷田貝さん、頑張って輪を広めて下さいね。
私達夫婦も担当になった奨学生の成長を毎日楽しみにして、他にも何か出来る事はな いかと思案しながら少しでもお役に立って行きたいと考えております。
私も仕事上少なからずタイから恩恵を受けている訳ですので、少しはタイに恩返しし なくてはと思っている次第です。
大変長くなってしまいましたが、本業の方も頑張って下さいね。
夏休みにはまたタイに行くかと思いますが、その時は是非夫婦でお会いしたいと思っ ております。
それではまた。2004年8月3日