京都府相楽郡にお住まいの働く女性Iさん、お元気ですか? 先日御来タイの際はお目にかかれず失礼しました。 バンコクの南方3時間、ホアヒンの空からおはようございます。 テレビで放映されて以来、にわかにホアヒン人気が高まっており、何か新しい事 はないかなあと来てみました。 今日は、午前中ホテル内でデスクワーク。 午後、ホテル内や周辺の視察。 夕刻、ホアヒン市街へ出ようかと・・・。 さて、今日は、文頭で呼びかけさせていただいたIさんからのお便りを紹介しま す。 Iさんは、チェンマイで半日だけご案内させていただいたんですが、ホント、現 役世代の方に感じていただきたいことを感じていただいたんだなあと感慨深い思 いを致しました。
谷田貝様 ○メルマガを購読したきっかけ 去年の6月に偶然に見つけました。 谷田貝さんのお人柄(←ホントはよく知らないのですが?!) が感じられて購読を始めました。 ○メルマガに求めること 現地情報が興味深いです。先頃の長谷川さん(注:バンナーのイケメンさん) の連載はとても面白く楽しみでした。 ○その他 今回の「現役世代に問う」は楽しみです。いろいろな方の 考えを知りたいです。 ------------------------ 将来(10年後の60才)は、南の国でぼんやり暮らしたいと 思い始めたきっかけは、暗い日本の状況に息が詰まって、 逃げ出したかったのだと思います。 3年前にはフィリピン、今回はチェンマイへ、実際にお住まい の方を訪ねて、いろいろなお話をお聞きして、「今夢を見て いるだけでもいい」という過日のお便りのとおり、将来のこと を思い描くことで、とりあえず今の毎日を乗り切ろう、という かなりしんどいものでした。 先日、チエンマイで、O先生(注:元医師)が「2年たってやっと心のおもむく ままに本当に自由に過ごすことができるようになりました」と おっしゃいました。それをお聞きしていてハッと気付きました! 「日本(←今の日常)から逃げ出して、夢の楽園生活」 ではないぞ、と・・。場所や生活は関係なく、結局は、自分の 気持ちを解放できれば、どこに住んでも、今この日常も 「楽園生活」に変わるのだと・・。 以来、毎日の仕事も生活も気楽に楽しく感じられるようになって きました。 10年後、自分がどうなっていくのか予想できませんが、まずは いろいろな所をゆっくりと旅して気持ちを解放して、そうする うちに自然に落ち着き場所が見つかればいいな、と思っています。 Iより
「場所や生活は関係なく、結局は、自分の気持ちを解放できれば、どこに住んで も、今この日常も「楽園生活」に変わるのだと・・。 以来、毎日の仕事も生活も気楽に楽しく感じられるようになってきました。」 いかがですか?素敵な気づきですね。 今、働き盛りの40~50現役世代の方、あるいは30歳前後の自分探しの途中 の働く女性達(もちろん男性でも良いんですけど・・・)が、日常に疲れてしまっ た時、ほんのひと時でも良いから、タイで生活体験をしてみる。 自然体験、文化体験してみる。 自分とは全く違う価値体系の中で生きている人と交流してみる。 (=もしかして、大学を出ると同時に日本も出てしまった小生や小生の周りの仲 間、ロングステイ中の人たちもその内に入るかもしれませんか・・・。) これはつまり自分を客観視するということでしょうかねえ? 同時に価値観の多様性をしると云うか・・・。 それが「自分の気持ちを解放」し「この日常」を「楽園生活」に変えるノウハウ というかテクニックなんででょうね。 Iさんが感じたような気づきを、それを必要としている人は世代を問わずたくさ んいるだろうなあと思い、その気づきのキッカケはこのタイやその周辺で得やす いだろうという仮説(=小生の思い込み)のもと、そのお手伝いをしていくこと が小生の役割なのかなと、改めて思いを致した次第です。 11月8日