地球に感謝しつつ、今年も精一杯・・・

インドはプネーでヨーガの研究をされているAさん、お元気ですか? 先日は、CDなどありがとうございました。 バンコクの空からサワディー・ピーマイ・クラップ!!(=あけましてオメデト ウございます。) 今朝も6時のBTS始発に乗って出社しましたが、いつもより混んでいます。よ く見ると、多くの人が手に手に田舎のお土産を持っているんですねえ・・・。 始発駅のMOCHITは、北タイ、東北タイへの長距離バスのターミナルと隣接 しています。年末年始の帰省をしていた人達が、戻って来たんですねえ。 さてさて、今朝方朝日新聞インターネット版を見ていると、こんな記事を発見し ました。 「津波直前、ゾウが観光客乗せ高台に タイ南部で難逃れる 」

また、昨年末にはCNN日本語版でこんな記事もありました。 「激しい津波被害の公園、動物死がいは皆無、スリランカ 」 2004.12.30

これらの記事を読んで何を感じられましたか? 小生の実家の隣の駅我孫子のお住まいの、S兄からのお年賀のメールには、この ような記述がありました。S兄すいません、勝手にご紹介します。

谷田貝様 新年おめでとうございます。 自宅のPCの液晶が半分つぶれてしまい、ネットに接続できませんでした。 今、半分だけ駆動する画面で、書いています。 新年から修理か新品購入か、財布と相談です。 日本は、12月に夏日があるなど暖冬でしたが、 29日と大晦日に雪が降り、冬らしい中での新年となりました。 昨年は、猛暑、集中豪雨、度重なる大型台風上陸など、 日本の気候が亜熱帯化していることが明らかになりました。 中越地震もたいへんなことでした。 日本だけでなく、世界的な異常気象や今回のスマトラ沖地震など、 地球に意志があるとするガイア論ではありませんが、 地球が私たちに本気で警告を発し始めたような気がします。 そろそろ、私たちにとって、大きな舵切りが必要な時期だと思います。 地球に感謝しつつ、今年も精一杯生きて行こうと思います。 今年も変わらぬ、ご指導・ご高配を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 今年もタイに行こうと思っています。 谷田貝さん、周りの方々、全ての方々にとって、よい一年となりますよう。 S 拝

「地球に感謝しつつ・・・精一杯」かあ・・・ これもキーワードのひとつですね。 文頭に紹介したニュース記事を読んで、小生は二つの事を感じています。 1.人間の種として予知能力の後退もしくは退化。 これは多くの方が共感していると思いますのであまり小生が書くと陳腐になりま すね。。 でも、自然に対しての謙虚と健気さを持ち、自分は地球の一部、宇宙の一部とい う意識を持てるようになれば、その能力は取り戻せると信じています・・・。 2.必ずしも天災ではなく・・・。 インド洋沿岸諸国が津波の警報システムを構築していなかったと批判する日本で の報道があったことを知っています。 でも、それは結果論であって、日本やその他の太平洋岸の諸国の警報システムは は長い被害の歴史の中で築き上げたものですね。 多分、有史上まだ津波を経験したことのない地域に対して、これと同列に批判を するのは、報道の立場としてフェアーではないと思います。 小生は、そういう意味のことを云ってるのではありません。 この地球上で、本当に今回の災害を予想していた人、機関はなかったのでしょう か? それは、地震発生を予想したかどうかということではなく、地震発生後、津波が 襲う可能性を誰も予想しなかったのかということです。 だって、事後、いち早く地震の詳しいデータはアメリカの研究機関から出された し、地球の上空には地上の変化がかなり精密に判別できるいくつもの軍事衛星が 飛んでいるのですから・・・。 ちょっと話がそれました。 そうした事実関係を追及するのがこの欄の目的ではありません。 バーンタオの使命でもありません。 でも、今回の悲劇は、繰り返しになりますけれども、人間が地球や宇宙に対して 謙虚さと健気さをもって生きるべきだということと、そうすることが人間本来が 持っている能力を回復させるのだという教訓をあたえてくれました。 いざとなれば、自分のこうした直感が頼りのようですので・・・。 2005/1/04

お客様の声地球に感謝しつつ、今年も精一杯・・・