しかし本当にタイは離陸したのでしょうか・・・

茨城県龍ヶ崎市のIさん、お元気ですか? 小生がコーディネーションをした小学館発行プラチナサライの記事をご覧になっ てご連絡いただきましたのはかれこれ二年前くらいのことでしょうか? バンコクの空からサワディー・クラップ!! 一ヶ月前寒い寒いと云っていたのが嘘のよう。 昨夜から最近エアコンをつけて寝ています。 さて、40年前のバンコクを日本企業の駐在員として体験した奈良県在住のSさ んから頂戴したレポート「一昔前のバンコク」、断続的に掲載してきましたが、 今日が最終回となります。

7)タイは”離陸”できるのか?・・・当時の疑問。   当時のタイは、記憶に間違いがなければ、第2次5ヶ年計画(工   業化のための)の時期だったと思います。現地に住んでみて、タイ   は本当に工業化して、離陸できるのだろうか、という疑問を持ちま   した。日本に帰国してしまうと興味がなくなる筈だから、タイにいる   間にかじってみようと思いました。   当時米国の国務次官補だった(?)ロストウという人が”経済発   展五段階説”を唱え(この本を当時バンコクの書店で購入ー但し   一部しか読まず)、発展途上国(当時は後進国)を発展させる   ためには、ジェット機が離陸する時のように大きなエネルギーが必   要である(ここから、”離陸”がよく使われるようになった由)、として   当時米国は開発援助を積極的に展開したようです。   (この離陸用開発援助は一部の為政者の私腹を肥やす結果と   なり、失敗となりました。)   給料を払うと数日休んでしまう女工さんの話、操業した年から配   当を要求する商業資本的な合弁パートナーの話を聞いたり、実   際に見るタイの当時の状況よりみて、離陸への道のりは遠いと思   いました。   そして40年が過ぎタイは元気です。しかし本当にタイは離陸したの   でしょうか。その後、タイにご無沙汰していること、及びその道の専   門家でない私には分かりません。   後進国開発には日本の明治維新が参考になるように思います。   (現に東南アジア諸国では明治維新の研究が盛んなようです。)   先進国にキャチアップするための問題点が出てくると思います。   私は離陸のキイは教育だと思います。

「私は離陸のキイは教育だと思います。」 同感です。 そして、天下国家ということじゃなくて、狭い意味でも、せめて自分の人生を自 分で選択できる知識・知恵を子供達に授けるところまでは、その社会に住むすべ ての大人の義務だし、子供の権利でしょう。 それを享受できた時が、”離陸した時”なのかも知れません。 Sさん、興味深いお話の数々をありがとうございました。 また、なにか思い出すことがあればご教示ください。 2005/2/1

埋もれて終えるのも人生ならば・・・

北海道にお住まいの女性、Hさん、お元気ですか? その後、御来タイのご予定は? バンコクの空からサワディー・クラップ!! う~ん。大分暑くなりました。 やっぱりちょっと靄っているバンコクの朝です。 さて今日は、既にチェンマイで借りる家も決め、現在日本での準備に追われてい る神戸のKさんからのお便りをご紹介します。

谷田貝 様 こちらは大寒の真っ只中ですが、幸い風邪もひかず揃って元気です。 ところで、二人とも心は既にチェンマイの空へ飛んでいます。 そして、 想像の世界を浮遊しています。 1月中には、チェンマイへと思っていましたが、かなりずれ込む見込みです。 順調に事が運べば3月中旬にチェンマイの空からサワデイー クラップ又は カーとなりそうです。 ビザの申請、ペットの持ち出しなどの渡航手続は、相当に面倒な作業で 根気と集中力を要しました。  また、ロングステイーとはいえ中長期に 離日する覚悟のため、70余年のしがらみを断つには、ある程度の身辺 整理が伴います。 さて、この計画は、思えば高齢者の冒険であり、人によれば無謀にして 思慮浅き行動に見えるかもしれません。 限られた生涯のなかで、すでに 余禄とも言える人生(これは人生観の違いで様々)を歩む今、自分なりに 大事に有意義に時間を使おうとしているに過ぎません。 平凡な一市民として無為(大かたの退職者)に過ごしながら、埋もれて 終えるのも人生ならば、変化の中で少々のリスクを負いながらも未知の 可能性を求めるのも人生です。 唯一のパートナーも同意見です。  勇気と決断と言うような大ゲサな事 とは考えていません。 チェンマイでの生活に最後かもしれない夢を託して旅立ちます。 タイの人人や風土そして文化、歴史に触れながら楽しく刺激のある余禄 にしたいものです。  年寄りの厄介者にならないように気付けます。 再会の折には、対等のお付き合いは無理ですが、我が家で一杯やりま しよう。 楽しみです。                          神戸市   K 拝

先は長いのであわてることは無いと思います。 ゆっくりご準備ください。 お便りの内容は、多くのロングステイ希望者、特に、関心はあるのになかなか行 動に踏み切れない方々の背を押すものだと思います。 「勇気と決断と言うような大ゲサな事とは考えていません。」 本当にそうですね。 まずは、短い期間でも「始めてみること」が肝心なのですが・・・。 Kさん、味わい深い文章をありがとうございました。 谷田貝 拝 2005/1/31

そのうち暖簾わけでもしましょうか・・・

大阪市東淀川区にお住まいのTさん、お元気ですか? 思えばN新聞に掲載された小生の記事に問い合わせを送ってくださったのが最初 のきっかけでした。 バンコクの空からサワディー・クラップ!! そろそろ寝汗をかくくらい暑くなってきました。 さて、24日付の当欄で呼びかけさせて頂いた大阪は豊中のOさんからお便りを 頂戴しました。

谷田貝様   しばらくお会いしていませんが、毎日、メールは拝見しております。Kちゃんに 対する的を射たコメントが実にいいですね。 私も家内も元気にしております。大阪のKさんが先日から、チェンマイに約1ヶ 月の予定で滞在していますので、2月中ごろに私も行こうかなと思っております。 もっとも2~3日の予定ですので貴殿にはお会いできないと思いますが、その内ロ ングステイを実行しますので、その節はよろしくお願いします。

現在実施中のアンケートの途中集計を見ると、「Kちゃんのチェンマイ日誌」の 票の伸びていますねえ。 そのうち暖簾わけでもしましょうか・・・。 思えばOさんとは2001年の秋にお目にかかったはず。 某大手旅行社主催の「カリスマ添乗員Hさんと行くバンコク○日間」と云った企 画にご夫婦で参加され、その合間に半日ほど視察にご案内させていただきました。 奥様には姓名判断も見てもらい、当分結婚は無理と云われたような・・・。 そういえば関西方面ではテレビにもよく出演しているというHさんは元気なんで しょうか? 2005/1/29

一人旅ならではの楽しさを・・・

神戸市北区藤原台にお住まいのKさん、お元気ですか? チェンマイへお越しになるご予定はお決まりですか? バンコクの空からサワディー・クラップ!! 今朝、オフィスのブラインドを開けると、西の空にはデッカイお月様が・・・。 風流ですねえ。 一昨日呼びかけさせて頂いた、千葉県市川市のKさんから早速ご返事を頂戴しま した。

いつも、メルマガを楽しく拝見しております。 昨日(谷田貝注:26日)のメルマガで「市川市二俣のKさん!ゴルフをしに来 ませせんか」と呼びかけられ、 ありゃ?私のこと?と思い、返事を書くことにしました。 お世話になったのは、確か2年前のGWでした。 実は、その後も何度かタイに足を運んでいます。 最初は一人で行くことに抵抗もあったのですが、あらかじめテーマを決めて何度 か訪タイするうちに今では、一人旅ならではの楽しさを実感しています。 また、日本でのタイ語の勉強も3年目に入りました。 今度はイサーンなど田舎のも足をのばしてみようかと考えています。 実は、谷田貝さんの事務所の近くまで何度か行ったことがあります。 今度は是非寄らせてください。

「一人旅ならではの楽しさを・・・」 そうなんですよね・・・。 もちろん仲間で行く旅の楽しさもあるのですが、一人旅ならではの楽しさという のがあるのですね。 その魅力のひとつには、誰にも束縛されない自由気ままさでしょう。 小生も学生時代の旅は殆ど一人でした。 大学3年の春休み、数ヶ月の旅を続けていて、そろそろ帰国の日が近づいたある 日の朝、ネパールのある村の湖の畔をトボトボと歩いていた時、「ああ、このま ま日本に帰らずに旅を続けていたいなあ・・・。もっと西の方へ進んでいきたい なあ・・・1,2年・・・。」と突然強く、かなり真剣に思い立ってしまいまし た。 しかし、結局、色んな常識的な判断が働いて、冒険はせずに、キチンと予約され たフライトの通り帰国し、キチンと翌年には日本の会社に就職もしたわけです。 今思えば、それがその時の小生の限界というか、器量だったのでしょう。 でも、もしあの時帰国せずに旅を続けていたらどうなっていたのかなと時々考え たりします。 完全燃焼をして、海外はもう充分といって、日本で普通の就職をしていたかもし れない。 それならまあ良いのですが、或いは、そのまま”あちら側の世界”にはまってしま い、”こちら側の世界”には戻って来れず、未だに貧乏旅行をしていたのかも知れ ません。 ほんの一瞬の判断、選択ですが、若い頃の一人旅にはそんな危うさもあったのだ なと思うと、今の幸運に感謝し、厳粛な気持ちになります・・・。 何はともあれKさん、次回は是非テーマを決めた旅の数々を教えてください。 ●おまけ その1:因みに上記の旅での帰国の際、エジプト航空のフライトにマ ニラから乗り込んできて隣に座ったのが、親友で、某一部上場企業のシンガポー ル駐在員をしているO君です。O君元気? ●おまけ その2:就職の際の面接で一人旅が好き、などといったら協調性がな いと云って落とされてしまうそうです。ホントですか? 2005/1/28

ダイエットランチによる義援金集め

兵庫県西宮市里中町にお住まいのMさん、お元気ですか? そろそろお越しになりませんか? バンコクの空からサワディー・クラップ!! 今朝はBTSパヤタイ駅のホームから、西の空にデッカイお月様が見えました。 だからどうしたという訳ではないのですが・・・。 小さいけれども確かな幸せを感じた次第です。 さて、日本ロングステイ・アカデミーというNPOがあります。 「ロングステイ(長期海外滞在)に関する調査研究及び教育普及活動、助言、支 援、協力」が目的で、Eラーニングというユニークな手法をとってらっしゃいま す。 こちらのS事務局長より、津波被害への募金活動について興味深いお便りを頂き ましたのでご紹介します。

谷田貝様 初めてメールさせていただきます。 「バーンタオ通信」は毎日楽しく読ませてもらっています。 貴兄の食事メニュー を含めて、タイでの暮らしが臨場感をもって感じられます。 今日はインド洋大津波被害への義援金募集のちょっとした良い話を送ります。 当NPO理事のひとりが社長をする会社で実践した募金活動で、街頭やテレビ とは一味ちがう、ささやかな疑似体験をともなっていて感心しました。 知人の 経営者たちにも広めています。 内容は下記のとおりです。 。。。。。。。。。。。。 「インド洋津波による死者が22万人をこえました」 私の会社も、1月4日、仕事始めの前に、皆で黙祷しました。 今週は皆で「ダイエットランチによる義援金集め」をやっています。 その日は、会社が支給するオムスビ1ヶとペットボトルのお茶でお昼をすませ、 お昼代+α程度を義援金箱に寄付します。勿論、強制はしませんが、皆、協力し てくれています。 先日私もやりましたが、しばらくするとお腹が減り、何かとても崇高なことをし たような気分になります。 集まったお金はユニセフの「スマトラ」に寄付する予定です。 。。。。。。。。。。。。。。 来日の機会に是非お会いしたく思っています。 NPO日本ロングステイ・アカデミー 事務局長 S

なるほど・・・。 ただ募金箱にお金を入れるのではなく、本来自分の昼食代に充てる分を寄付に廻 し、しかも質素な食事で被災地に思いをいたすわけですね。 ダイエットにもなるし・・・。 皆さんの職場でもいかがでしょうか。 百の議論より、まず実践。 (自戒の念をこめて・・・。) 2005/1/27