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バーンタオ村・村人誌 バーンタオ通信ー癒しの大地・タイ王国に暮らす─
「『文学の回路』。私はどうやら持って生まれてこなかったようです。」
1964年5月19日生まれ牡牛座。O型。1988年4月28日来タイ。在タイ生活32年目
■■カメのつぶやき・今日のポイント
「『文学の回路』。私はどうやら持って生まれてこなかったようです。」
若い頃、ジャーナリストにはなりたいと思っていました。
だけど、小説家になりたいと思ったことはありません。
それは、なりたくないというよりも、なれる気がしなかったといったほうが正確かもしれません。
その気持ちは今も変わっていません。
若い頃は、語るべき経験が圧倒的に足りないから。
歳を経た今は、ある程度の経験はしたかもしれないけど、それを言い表す言葉のストックが乏しいから。
仮に小説を書き始めてたとしても、自分で読見返すのも嫌になる作品しか書けないだろうし、そもそも最後まで書き続けることができないでしょう。
なので、小説家という職業の方々を心の底から尊敬しています。
もっとも尊敬する小説家のひとり、村上春樹さんが、作家の小川洋子さんと開いた朗読会についての記事がー日付けの朝日新聞に掲載されていました。
聴衆からの質問にも答えたのだそうです。
「小説を書くときに、人生経験ってどれくらい意味がありますか」
という質問に対して、村上さんは
「それは人それぞれ。僕の場合は20代の10年間がなければ書けなかった」
と答えたのだそうです。
神宮球場の近くや中央線沿線でジャズ喫茶を経営していることですね。
さらに、村上さんは、
「記憶が重なり合って絡み合って想像力になるって僕は思ってる。でも、いくら経験を積んでもそれをうまく組み合わせられない人は、ものは書けないですよね」
とおっしゃり、
「文学の回路みたいなものを18歳で持ってる人もいるし、いくつになっても持てない人もいるということなんじゃないでしょうか」
小川洋子さんはこのように話されたそうです。
「文学の回路」
私はどうやら持って生まれてこなかったようです。
小説は一生書けないかもしれません。
小説は読んで楽しむもの・・・という人生でいいのかなとおもいます。
今日も皆さんに、 幸福と健康の粒子が、 たくさん降り注ぎますように・・・。
★以下は私的な日誌です。お忙しい方、関心のない方はスキップし てください♪
■■バーンタオ日誌:カメのあゆみはのろいけど・・・
昼食:ラッナームー(近所の食堂にて)
【発行者】
Wellness Life Project(Thailand)Co.,Ltd.代表取締役 兼ウエルネスライフプロデューサー 谷田貝良成
【作者に直接メールする】
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【編集後記】
もう金曜日。