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バーンタオ村・村人誌 バーンタオ通信ー癒しの大地・タイ王国に暮らす─
「情報収集、アウトプットの仕方など、もっとも影響を受けた方、立花隆さん。ご冥福をお祈りします。」
作者:谷田貝良成
1964年5月19日生まれ牡牛座。O型。1988年4月28日来タイ。在タイ生活32年目
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■■カメのつぶやき・今日のポイント
「情報収集、アウトプットの仕方など、もっとも影響を受けた方、立花隆さん。ご冥福をお祈りします。」
さて、立花隆さんの訃報にふれました。
私は学生時代、ジャーナリストになりたいと思っていました。(なりませんでしたが😅)
当時活躍していた方々の作品は網羅的に読んでいました。
その中でも特に心奪われていたのが 、
沢木耕太郎さん
近藤紘一さん
そして、立花隆さん。
それぞれが、それぞれ天才で、もしかすると彼らの作品を読みすぎたので、彼らには逆立ちしても敵わないと思いジャーナリストへの道を諦めたのかもしれません。
中でも立花さんの天才ぶりはすごかった。
扱う分野、イコール関心の対象が桁外れに大きい。
1番最初にどの作品を読んだか覚えていませんが、恐らく「日本共産党の研究」「中核VS革マル」「田中角栄研究全記録」などの政治向きなものだったと思います。
また、「知のソフトウエア」で情報収集からアウトプットの方法に気づきをもらいました。 とりわけ 「インプットの量がアウトプットの質に比例する」 という意味合いの言葉は未だに刷り込まれています。
「宇宙からの帰還」では、何人もの空軍パイロットや科学者という理科系キャリアの宇宙飛行士にインタビューをします。
そこから引き出す宇宙体験は興味深いものでしたが、やはり感じたものを表現する能力は別なのでしょうね。立花さんは、科学者ではなく作家や詩人を宇宙に送ればという意味合いのことをおっしゃっていました。
私は立花隆さん自身に宇宙に行ってもらい、そのレポートを読んでみたいと強く思ったものでした。
その他、ギリシャ正教の修道院を訪ねる旅や生命科学、臨死体験などありとあらゆるテーマの作品を残しました。
今、活躍するジャーナリストで、
「誰か比較できる人はいますか?」
と問われたとしても誰も思い浮かべる事はできません。
この旺盛な仕事量の源は、上述の通り、その何倍もの膨大な読書量です。
数年前、NHKのクローズアップ現代の「若者の読書離れ」がテーマの際ゲスト出演されてるのをたまたま観ていました。
ご本人は大変な読書家なのに
「スマフォ?その時代にはその時代の情報収集方法があるのだからそれでいいのではないですか?」
などと答えられ、一生懸命テーマに沿った回答を引き出そうとして青くなってるキャスター(国谷さん?)が可愛かったです。
にもかかわらず、全然空気を読まずさらに自説を展開するから立花さんは凄かった。
別の場所で、これだけの量の読書をする秘訣を聞かれ
「できるだけ速く読むこと」
と言ってらしたのが好感が持てました。
私はジャーナリストにはなりませんでした。
でもこうして文章を書いて自分の志や事業の向かうところを伝えようとしています。
今思えば、その源となる読書を含めた情報収集、アウトプットの仕方など、もっとも影響を受けた方でした。
起業後間もない頃ですから今から20年くらい前ですが、立花さんの「田中角栄研究」取材時にアシスタントをしていた加藤仁さんというジャーナリストのバンコクでの取材を手伝ったことがあります。
取材終了後に、ビールを呑みながら立花さんにまつわるエピソードを伺うことができたにも今ではいい思い出です。
生前一度お会いしたかった。
ご冥福をお祈りします。
今日も皆さんに、 幸福と健康の粒子が、 たくさん降り注ぎますように・・・。
(谷田貝)
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★以下は私的な日誌です。お忙しい方、関心のない方はスキップし てください♪
■■バーンタオ日誌:カメのあゆみはのろいけど・・・
【発行者】
Wellness Life Project(Thailand)Co.,Ltd.代表取締役 兼ウエルネスライフプロデューサー 谷田貝良成
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【編集後記】
昨夕長女に誘われバスケと思って出向いたらバレーボールでした。小一時間でしたが響きました。