野性稲の保存とは・・・

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ロングステイ関連のNPO活動に従事されるFさん、お元気ですか? バンコクの空からサワディー・ピーマイ・クラップ!!(=あけましてオメデトウございます。) 今朝も6時のBTS始発に乗って出社しました。今日も帰省客で混んでいます。 ところで、いつもより空が暗いようなのですが、気のせいでしょうか? 僅かながら日の出の時間が遅くなったような気がします。 さてさて、今日は、奈良県にお住まいのSさんからのお便りをご掲載します。 とても興味深い活動をしてらっしゃるご友人について、ご紹介くださいました。

谷田貝さん サワデイ・ピーマイ・クラップ。 初詣に春日大社に行ってきました。しかし誰に命じられる訳でもないのに日本国中で何千万人の 人が自主的に初詣に行くのは、不思議です。日本人のDNA に初詣はインプットされているのでしょうか。 元日のバンタオ通信を拝読しました。大小の目標を設定して活動しておられるのに尊敬の念を 禁じえません。 実は今勤めている会社の社長の提唱で、私も年末に今年の目標を10ヶ設定いたしました。 なんとなく毎日を送るのも人生ですが、矢張り目標をもって人生を送るべきであることを、 目標を作ってみて痛感しました。 私の親しい知人のMさんは仕事の傍ら”野性稲の保存”活動をやっています。その仲間の Tさんは野性稲をモチーフにした作品を作っている彫刻家です。野性稲をモチーフと言っても 何トンもする大きな作品なのだそうです。(私は未だ見たことがありません。) 横浜の港の近くの公園にTさんの作品が展示されているそうです。 タイの皇女が来日された時、Tさんの作品を贈呈したのがきっかけとなって、タイ王室肝いり の野性稲保存地区がタイにできたそうです。聞くところによると、野性稲はアジア各地にある ようで、インド、オーストラリア、フィリッピン(世界的に有名な米の研究所がある。)等へ Mさんは良く出かけているようです。 年に一度各国からパネラーを招き”フォーラム”を開催しておられます。 野性稲の保存といっても、その意義を私は良く理解出来ていませんでした。昨年の12月7日の 毎日新聞に”うまい、強い日本の米を” ーイネの全遺伝情報 近く解読完了ーとの記事がありました。 その中で、”既存の栽培種や野生種に「酸性土壌などの劣悪環境でも育つ」「おいしい」 「病気に強い」などの品種があるため、それらの中にある遺伝子を交配育種で活用する・・・” とあるのを読み、納得した次第です。 又米食は、飽食による健康面での問題、及び将来予想される地球規模での食料不足問題を解決する 一つの重要な方策になると思います。 このようにこれから重要性をもつ”おこめ”ー”野性稲の保存”を目標に活動されているMさん、 Tさんのような方も居られることを、タイとも関連することでもあり、ご紹介します。 (これと比べると自分の目標はお粗末で汗顔の至りです。) それでは今年もご活躍ください。 S(在奈良)

ありがとうございました。 タイには、ご存知かもしれませんが、赤米、黒米が普通に売られています。 日本では古代米とか言って珍重されているようですね。 2005/1/05

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